オンラインゲームを高音質でプレイ

パソコンもハイレゾや高音質オーディオの流れが来ており、Windows10では待望のUSBオーディオデバイス用の規格であるUSB Audio Class 2.0対応のドライバがリリースされるなど高音質な再生環境作りがメーカー主導で進んでいます。マザーボード上のサウンドデバイスが十分な性能を持っていることが高音質でゲームプレイや音楽再生をする条件であり、性能が足りない場合はサウンドカードやUSBオーディオデバイスの増設を検討しなければなりません。そこで今回はサウンドデバイスのグレードと性能を知り、サウンドデバイスを変えるべきか判断する方法についてご紹介します。

ハイレゾゲーミングヘッドセットが続々登場

2018年に入りハイレゾヘッドフォンやハイレゾゲーミングヘッドの発売が相次いでいます。これらのハイレゾ対応機器を使用する際にはパソコン側もサウンドデバイスがハイレゾに対応している必要があり、サウンドデバイスのスペックを調べハイレゾ対応か否かをユーザーが確認しなければなりません。

ハイレゾオーディオの定義

CDよりも高音質という定義があり、音声の解像度であるkHzとbitで表すことが出来ます。CDは44.1kHz/16bitまたは48kHz/16bitですので、これより数値が上ならば基本的にはハイレゾオーディオです。なおkHzとbitは音声をデジタル処理する際の「デジタルデータの細かさ」を表し、大きいほどデータ量が増えますがオリジナル音源に近くなります。サウンドデバイスは製品のグレードによって扱うことが出来る音声データが異なり、扱うことが出来る音声がカタログスペックに表記されています。

ゲーミングマザーボードで採用例が多いRealtek製サウンドデバイスとそのスペック

蟹マークでおなじみのRealtekはサウンドデバイスも多く製造・採用されています。ラインナップはローエンドからハイエンドまで幅広いですが、ゲーミングマザーボードではHigh Definition Audio CODEC S1220(ALC1220)の採用例が目立ちます。ALC1220は最大192kHz/32bitに対応しておりハイレゾオーディオとして十分なスペックを持っています。ゲーミングマザーボードでも価格を抑えた製品は下位モデルのALC887の採用が多く、192kHz/24bitとワンランクダウンします。さらにノイズの入りにくさを示すSN比もALC1220の121dBに対しALC887は97dBと差が開きます。この97dBという値は現行のサウンドデバイスでは最下位に近く、ゲーミングサウンドデバイスのほとんどが120dB以上であることを考えると低いスペックと言わざるを得ません。無音状態でもホワイトノイズが聞こえる・音量を上げると雑音や音質が悪くなる場合はSN比が悪いことが原因であるケースが多く、解決するにはサウンドデバイスのアップグレードが必要です。

まとめ

ハイレゾ対応のオンラインゲームは決して多くありませんが高音質化MODや音質重視のゲームは増加傾向にあります。現行世代のサウンドデバイスなら多くの機種でハイレゾオーディオに対応していますがSN比だけは製品のグレードによって大きく差があり、特に100dB以下は低スペックな部類に入ります。SN比が低くノイズが多い音声はクリアさがないだけでなく、一度サウンドノイズに気づいてしまうと耳障りに感じてしまいがちなため積極的にサウンドデバイスのアップグレードを検討しましょう。BTOゲーミングPCはサウンドカードをセットで購入できるのでおすすめです。アップグレードも1万円台でハイレゾオーディオ対応かつSN比120dB以上のサウンドデバイスが購入でき導入も簡単です。